SBIソーシャルレンディングは大手金融グループである「SBIグループ」が運営するソーシャルレンディング事業者で、事業基盤が安定しており抜群の信頼性と人気を誇っています。また、最低1万円から投資が可能で、住信SBIネット銀行経由であれば手数料が優遇されるのも人気の理由です。
今回はソーシャルレンディング業界の中でも最大手の事業者であるSBIソーシャルレンディングについて、評判・口コミを徹底検証していきます。これからSBIソーシャルレンディングで口座開設をしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
SBIソーシャルレンディングとはどんなソーシャルレンディング事業者?
利回り | 手数料 | 実績 | 事故情報 | 案件種類 |
---|---|---|---|---|
2.5~10.0% | ・入金数料 ・管理手数料 |
累計融資実績:1200億円突破 (2019年12月末時点) |
過去に貸し倒れ履歴あり | ・不動産担保ローン案件 ・海外ファイナンスローン案件 ・再生エネルギー案件 など |
*現在個人向け融資案件は扱っていません
- 大手金融グループのSBIグループが運営している
- 業界の中でトップクラスの実績がある
- 住信SBIネット銀行からだと手数料が無料になる
SBIソーシャルレンディングは保険、証券、銀行など幅広く金融系の事業を手がけるSBIグループが運営するソーシャルレンディングサービスです。業界最大手のmaneoに続く実績を誇っており、2019年12月時点で累計融資実績は1,200億円を突破、登録者数は43,463人を超えており、まさに大企業が運営するソーシャルレンディング事業者と言えます。
案件は不動産担保ローン案件、海外ファイナンスローン案件、再生エネルギー案件が中心で、利回りは2.5~10.0%と案件によって差があります。不動産担保付きの案件で利回りが6.0%といった案件もありますので、案件の利回りはいい方だと言えるでしょう。
また、SBIソーシャルレンディング最大の特徴は、住信SBIネット銀行の場合に投資金の入金手数料と出金手数料が無料になるシステムです。入出金手数料は投資家にとって常に悩みのタネとなりますので、これらが無料になるだけでもSBIソーシャルレンディングと住信SBIネット銀行を使う理由になるはずです。
SBIソーシャルレンディングの評判・口コミを徹底検証
SBIソーシャルレンディングの評判・口コミでよく目にするのは、大手SBIグループなので安心、1万円から投資ができて初心者でもチャレンジ可能、住信SBIネット銀行からの入出金手数料無料が嬉しいなどです。
今回はこれらの評判・口コミについて、「本当にそうなのか?」をSNSなどを中心に検証していきます。
大手SBIグループとしての圧倒的な「信頼」と「人気」
2019年に投資したSBIソーシャルレンディング、255,826円でした。投資額は400万円ほど。税引き後で6%以上のリターンは凄い。
あとは勿論、きっちり償還されることが大事だけど、この会社は信頼がある方かなと思ってる。 pic.twitter.com/icCe4L9xY6— しんたろうm77 (@momo20190111) January 10, 2020
総投資額が400万円の方がSBIソーシャルレンディングは「信頼がある」と言っています。投資額が大きい方ほど慎重に事業者や案件を選ぶ傾向にあるため信憑性があると言えるでしょう。
誤記があったので上げ直し)元本が保証されているわけではないけど、手堅すぎる日本国債とか定期預金や逆に変な投資をするくらいなら、ソーシャルレンディングは安定していて良いと思うのですよね。
※税引き「前」で運用利回り約5.7%
※※今日発行されたSBIソーシャルレンディングの運用予定表より pic.twitter.com/SLMCPJgjv0
— ロト牛(ろとぎゅう) (@apz39) November 18, 2019
国債や定期預金といった安定が極めて高い投資と比較しても「安定している」と言えるほどの安定感は素晴らしいです。運用利回りも5.7%とソーシャルレンディング業界全体の平均値程度だと言えます。
SBIソーシャルレンディングの2018年3月期決算が公開されていた!純利益が1億4千万の黒字であり、やはり大手の安心感がありますね!最近はクリック合戦に負けてばかりなので、何とか投資したいんですがね。
— とし@社内ベンチャー起業挑戦中 (@toshiki5911) July 2, 2018
SBIソーシャルレンディングは健全な黒字経営を続けており、ソーシャルレンディング事業者の中でも特に経営基盤が安定しています。さらに、案件が定員に達するのが早く「クリック合戦」になるほど人気のようです。
SBIソーシャルレンディングの案件もう上限到達してる。SBIブランドの安心感があるのか、にしても早いなぁ。
— ふりまい // 投資系デザイナー (@freemysoul2020) August 20, 2018
上記と同様に案件の定員上限に達するのが相当早いようです。SBIグループであるブランドの安定感が大きな理由と言えるでしょう。投資をしようとしてもできない可能性があるのは玉に瑕ですね。
SBIソーシャルレンディング。
不定期募集高利回りのオーダーメイドファンドもいいけど、常時募集している不動産担保ローン事業者ファンドも良くない?としみじみ。利回りは落ちるけど、これまで元本割れはなし。少し投資しました🤗
— ゲッソー@不労所得月10万ほしい (@genzo1120) July 26, 2019
記事の序盤でご紹介した「デフォルト履歴あり」は現在取り扱いのない個人向け融資案件のため、あまり気にしなて良いでしょう。
SBIソーシャルレンディングに、投資を試みるも、ここ2ヶ月ほどすべて失敗。
この1年での人気の高まりをひしひしと感じます。— 地味な会社員@資産1.2億計画 (@makochandaz) December 19, 2019
SBIソーシャルレンディングの人気の高さがよく分かります。あまりに人気すぎて投資をしたくても出来ないのは考えものです。
1万円から投資可能!初心者にもおすすめ
先月SBIソーシャルレンディングで試しに1万円やったら1ヶ月で15円だった
結構すごい— 枝豆@ (@k5k33754) December 16, 2019
本当に1万円から投資が可能なようです。配当もきちんと毎月されているようですので、少額からでも安心してチャレンジできます。また、住信SBIネット銀行の場合は入出金手数料の優遇を受けることが可能なため、少額投資の場合は特に活用したいところです。
SBIソーシャルレンディングの口座を申し込んでみた。SBIポイントの交換レートが良くなるのだ。ファンドによっては1万とか5万円で投資できるのでそれ位やってみるか。ロボット投資も似たようなもんだろう。(^^;;
— ぷれでた (@predater11) November 22, 2019
案件によっては最低投資金が5万円などの案件もあるようです。特に再生可能エネルギー案件は5万円からの場合が多い傾向にあります。
業界初!クイック入金サービスで手数料が無料
SBIソーシャルレンディングでクイック入金サービスが導入されたため、早速利用しました。住信SBIネット銀行の口座を有していると振込手数料が無料になるというサービスです。恩恵に与る投資家が多そうですね😇#ソーシャルレンディング
— こー (@kowitzki41) February 16, 2019
振込手数料が無料になるのは投資家として非常に嬉しいですね。クイック入金を利用するためにSBIソーシャルレンディングをメインサービスとして利用する投資家も多いはずです。
住信SBI銀行とSBI証券の口座開設したのでSBIソーシャルレンディングが資金の取り回し面でめちゃ優勢になった。即時入金無料はやっぱでかい。オーナーズブック、CREALはクリック合戦は参戦に無理だし、その時点で入金してお金を寝かせとくのは嫌だし、クラウドバンクもそれだけのためにお金入れるのが嫌
— どるお (@UlqCrd08t10W5SX) October 5, 2019
振込手数料が無料なだけでなく即時入金というメリットがあるのは見逃せないポイントです。投資をしたい案件が見つかった際にすぐ入金ができるため、定員に達する前に投資ができる可能性がアップします。
業界初のクイック入金サービスとは
<クイック入金サービスの特徴>
振込手数料 | 入金方法 | 利用可能時間 | 振込限度額 |
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無料 | 住信SBIネット銀行 →即時決済サービス経由で振込み |
原則24時間365日 | 1日あたりの振込限度額に関わらず、 出金可能額の範囲内での入金が可能 |
SBIソーシャルレンディングが2019年2月より提供を開始した「クイック入金サービス」で特に注目したいのは、振込手数料無料と即時入金の2点です。
一般的に自身の銀行口座からソーシャルレンディングサービスの投資用口座に投資金を入金する場合、振込手数料は投資家が負担します。しかし、クイック入金サービスを活用すれば振込手数料が無料になります。結果的に投資の利益を圧迫する振込手数料が無料になるのは投資家にとって大きなメリットです。
また、クイック入金はその名の通り自身の口座から投資用口座への振り込みが即時反映されるため、投資をしたい案件が出てきた場合にすぐ入金→案件に投資と動けるのが強みです。
クイック入金は住信SBIネット銀行を利用している方であれば、『オーダーメード型ローンファンド(随時募集ファンド)』もしくは『不動産担保ローン事業者ファンド』への投資で利用ができます。
ただし、注意点としてクイック入金サービスが完了する前に、画面(ブラウザ)を閉じた場合、ブラウザの「戻る」ボタンを押した場合は、30分間手続きができなくなります。誤って入金中に途中切断されないよう注意が必要です。
SBIソーシャルレンディングの口座開設方法
SBIソーシャルレンディングの口座開設をするには、以下の手順で情報の登録を進める必要があります。また、マイナンバー確認書類、本人確認書類の2点が必要になりますので準備しておきましょう。
- 個人情報の入力
- 必要書類の登録
- “ご本人様確認キー”の入力
- 投資家登録完了
公式サイトなどに明記はされていませんが、1.ログインIDの取得時に個人情報の入力とともに投資家の適性を判断する質問に答える必要があります。
そのため、公表されていないものの2.必要書類の登録と3.“ご本人様確認キー”の入力の間でSBIソーシャルレンディングによる審査が行われていると想定でき、審査に通過してはじめて案件に投資をすることが可能になります。
SBIソーシャルレンディングの投資家登録手続きがリニューアルされる
2020年1月29日よりSBIソーシャルレンディングの投資家登録方法がリニューアルされる予定となっています。本人確認書類一式のアップロード手続きが変更になると公表されていますが、具体的な変更点はリニューアル後に公表されるようです。
現在ログインID・メールアドレスの入力のみ完了している状況の方は、申し込みが自体がキャンセルとなり、再度はじめから申し込みをする必要があるので注意しましょう。
SBIソーシャルレンディングは抜群の安定感を誇るおすすめ事業者
今回ご紹介したように、SBIソーシャルレンディングは大手金融グループの「SBIグループ」が運営しているソーシャルレンディング事業者で、個人的には圧倒的な安定感があるのではないかと思っています。個人向け融資案件の取り扱いを中止してからは貸し倒れがなく、口座開設無料、最低1万円から投資が可能なため初心者でも利用しやすい事業者です。
また、住信SBIネット銀行なら手数料が無料(クイック入金サービス)である点もSBIソーシャルレンディングの大きなメリットの一つです。手数料は常に投資家の悩みの種と言っても過言ではないため、手数料が無料になるだけでも利用する価値があると言えます。
これからソーシャルレンディングにチャレンジしようと考えている方には、特におすすめしたい事業者の一つです。